セガで復刻販売すると良いですね!
ある種の人間は時系列的に新しいものが一番良い物と考えるみたいですが、
そういう方は、創成期、復興期、衰退期、、、ここら辺の考え方を理解されていない、、、そう感じます。
若しくは、一点物、量産品、量産品(廉価版)の違いを、、、
復興期は技術革新が進む時期です。
新たな設計思想が導入され、時には失敗作も世に出る、、、激動期です。
衰退期はアイディアが出尽くし、他メーカーが売れる商品を真似する、、、そんな時期です。
復興期でも、他社の真似をするところはありますが、それでもまだ商品に改良の余地がある為、オリジナリティを出すことが出来ました。
また、その技術の本質的な部分が他者からは見えていない時期でもあります。
衰退期は、全ての方法論が出尽くし、他分野の人でもそのノウハウを知っている状態、、、
新規参入の敷居が低く、そんなメーカーでもある程度の物は出来てしまう、、、
そんな時期です。
そんな時期に入ったら、品質に差が無くなったら、、、価格競争しか無くなります。
そんな状態でもブランドで売る!、サポート体制で売る!と言うことは出来ますが、それはその重要性、本物の良さを知っている人にだけ通じる話、、、
一般消費者には通じない話です。
唯一通じるのは安全性かな、、、安全性が高いものをより安くが一般消費者が求める物ではないでしょうか?
量産品(廉価版)って面白く無いんですよ!
売れ筋の物ばかりで、、、多様性が無く、、、個性が無くてチャチな作り、、、
それが、本物だと思っている人は不幸だと思いますよ!
上の件、一般消費者のニーズに最大限合わせるとそうなります。
お客さんが望むものを安く(大量に)生産、、、
生産性を上げるために、作業工程を省く、生産性の高い形に作り変える訳ですから一見見栄えが良くても値段相当で安い作り、、、
数百万円の車でも当てはまる傾向です。これは、、、
空力性能ばかり追い求める、燃費性能ばかり追い求める車なんて面白く無いです。
まあ、旬の時期の製品、、、これが一番ぴったりくる表現ですね!
ゲームに関して言えば、今は旬の時期では無いと私は思っています。
1980年代後半から格闘ゲーム全盛になる前、1990年頃までですかねぇ?
拡大解釈しても、2000年まで、、、
今のゲームって所詮はその時期までのゲームの焼き直しばかりです。
方法論も見せ方も、、、画面が綺麗になっただけで、、、ポリゴン性能が上がっただけで色数が増えただけで、、、
画面が綺麗になってゲームが面白くなるか、、、
まあ、ならないでしょうね!
今の綺麗ってポリゴンで作った画面なんで、、、
手間が掛かり過ぎるんです。画面を綺麗にすることばかり腐心して他には気が回らない、、、そんな気がしてなりません。
メガドライブの時代、、、綺麗にするって言ったって限度がある訳です。
画面の解像度も足りません。
そんな状態でより綺麗に見せるのは、製作者のセンスだけ、、、
そして比較的少人数で作ることが出来ました。
この少人数ってところがミソです。
少人数で作る、、、ゲームの規模が小さくなる訳です。
ゲームの容量的な物もありますが、これってものすごい利点なんです。
責任者が全てのことを管理出来る、干渉出来る訳です。
人数が少なくなればなるほど、そのグループ、、、ブロデューサの作家性が強くなる訳です。
人数が足りないから、予算が足りないから、、、
そんな状態でゲームを作るなら1つの事に全ての力を注ぎ込むしかありません。
そんな時代性、方法論で作られたゲームが面白く無いわけがありません。
まあ、今の時代で当時のゲームやったってツマラナイ物もあるとは思いますよ!
それは、今のセンスに合っていないから、、、
面白いゲームはいつの時代でも面白い、、、私はそう考えています。
オマケです。
実はリアルになればなるほど、表現力って落ちるんですよ!
写真なんてまさにそうですね!
解像度がそこそこ低ければ、綺麗に見えていたのに、最近のカメラはシミ・ソバカスまではっきり写す、、、
興醒めなわけです。
また、情報量が多いと、人間の脳が一度に処理を出来ずに情報を取りこぼすわけです。色々なところに意識が飛んで、、、印象に残らない、、、
新聞広告やファンシー系のグッヅ、、、ほぼ単色です。
色数が少ない方が好まれるんです。
高級感が出るんです。可愛いんです。
そういう観点から見たら、スマホの性能競争、ゲーム機の性能競争って虚しいですよ! 全く意味が無いんで、、、