量産型No.0387、
これってウチはダンピングやっています。と言っているようなものです。

<宇部興産検査未実施>公表2カ月先延ばし「顧客優先説明」

大昔、日本に勢いがあった時、アメリカが日本の製品は不当に安いと言ってダンピング課税していたことがありましたが、今は如何なんでしょうか?

そりゃ、検査しない、必要な処理をしなけりゃ安く作れますよ!

アメリカの製品が高いんではなくて、日本の製品は手抜き、、、

そりゃ、安く作れますわ、、、

買う方が、顧客が何処まで知っていたか判りませんが、例え買い叩いていたお客さんでも文句言いますよ!

あと、これは一般の人が知らないと思いますが、品質管理の国際規格としてISO9001とかありますが、

ISO 9000の解説(ウィキペディア)

ISO9001、、、一定期間を過ぎたら品質保証の書類、、、処分してもいいとか規格ありますからね!

書類の重要度に応じて最低保有期間とか定められていたりはしますが、、、


つまり、時効が存在するって事です。

1990年代から検査を行っていないって、誰も証明出来ませんよ?

だって、証拠の書類は既に処分されているから、誰も証明出来ません。

1990年代と言っている事が、実際は1980年代、1970年代からとかあり得るわけです。


因みに、検査をしないことに対してのメリットって廃棄する製品が無いって事です。

生産した製品は全て出荷出来る訳です。

そりゃ、安く出来ますよ!

抜き打ち検査を100本中3本、、、検査規格でやらないといけない処を200本に1本、300本に1本とかなら、、、まだマシですが、、、

買い叩く方もそれくらいは想定していたと思いますが、まさか未検査って、、、

汚い言い方をすれば、生産したものがロット不良だと判定しても出荷すれば良いんです。

でもお客さんのことを考えなくても、検査はした方が良いです。

生産設備の壊れる予兆が、製品に現れるから、、、

壊れる前にメンテナンスしないと、壊れてからだと生産ラインが完全に止まってしまいます。


記事に書かれている社長の言い分、嘘が幾つも入り込んでいます。

この言い分が正だとすると、1990年代から設備投資、メンテナンスを一切行って来なかったって事になります。

そんな事って有るんでしょうか?

皮膜って言ったら途中に溶解炉とか入っていると思いますが、温度にムラがあると良い製品は出来ません。場合によっては湿度も関係します。

ここら辺の数値と、生産設備にはある一定の比例関係があって日々それが規格内に入っているかチェックしながら生産するはずですが、

これが崩れるタイミングって多々あります。

正月明けの、休み明けの生産開始時とか、設備の入れ替え、メンテナンス後とか、、、


今後、如何するつもりでしょうか?

工場、3ヶ月くらい休止にするんでしょうか?

強度や伸び率など検査機器を買い足さなければなりません。

(20年以上使っていない機械が正常に動くなんて誰も保証出来ませんし、それが本当に精度が出ているか確認しながら使わなくてはいけません。
また、いつ壊れるか判ったものでは無いですし、コストを抑えるなら買うのが一番です。)

普通、そういう設備って1点物です。

市販品みたいに、次の日に自分の手元に届くようなものではありません。

製造メーカは在庫を持っていません。

例え製造メーカーが持っていたとしても半完成品状態、、、それを受注先の要望を聞きながらカスタマイズしたものを納入します。

早くて3ヶ月かな?

搬入してからも、大掛かりな設備だと設営に1ヶ月とか、、、


一度に数億とか数十億とかのお金が設備投資費として掛かる訳ですがしょうがないですね!

また、お金を掛けたからって費用を製品に転嫁出来ないから、、、辛いですがしょうがないですね!

費用を掛けず、相場の値段で売っていたなら今までがぼろ儲けな訳ですし、安く買い叩かれていたとしても、最低限言い訳が出来るくらいの検査がされていることが前提です。

設備投資費用がかさんだからって値上げって、顧客は聞く耳を持ちません。

自業自得です。

如何するんですかねぇ、、、


「タダより高いものは無い。」

「信頼はお金で買えない。」を地で行っていますね!

如何するんでしょうか?


生徒(アッガイその1)、先生、お金にならない記事を書いていても良いんですか?

先生(アッガイその2)、趣味で書いているし、気にしない気にしない、、、

生徒(アッガイその1)、このサイト、、、こんな記事ばっかりなんですが、、、