JASRAC、映画音楽の上映使用料を引き上げへ 劇場側は「死活問題」と反発
なんかもう自分の首を絞めていると言うか、、、
こんなことやっていたら10年後にはJASRAC以外の企業は無くなりますよ!
映画館の興行収入の1%〜2%を徴収、、、
1%、2%なんて大したことないと考えるのは浅はかです。
必要経費、人件費を差し引いたらどんな業界、大手でも利益率が10%あるかどうか、、、
100万円の興行収入があったとして、利益は10万円、、、
100万円の興行収入の2%で2万円、、、
利益は10万円、その内の2万円って利益の20%を持って行くって言うことです。
下手すればパンフレット等のグッズ販売の興行収入からも取る訳です。
しかもJASRACの事務費用はほぼゼロ、、、
洋画ってJASRACと手を組むメリットって在るんだろうか、、、
Itunesでサントラを販売する場合、CDは売れないからといってその販路は使わないっていう選択肢はある訳です。
事務手続きが面倒だからという事でJASRACに委託していた業務、、、
別にJASRACを通さなくても、東宝とか大手映画会社はその気になれば出来る訳です。
中小企業が物を販売する際、途中に商社をかまして商社のお墨付きの元で販売したりします。
商社と言う言葉がしっくり来ない場合は、
中小企業が製造元、商社が販売元と考えたらイメージが掴みやすいでしょう!
大企業は基本的に、中小企業を相手にしません。
大企業と大企業(商社)と云う形で取引をします。
その際、仕入れ価格が5割り増しになっても商社を通して部品を調達します。
大手は自分の系列の商社を間に入れて、グループ内に利益が落ちるように、また 何か問題が有った時の保険、緩衝材として商社を入れます。
下請けでも有名な会社ってあります。
商社を間に入れなくてもブランド力のある会社、個人って存在します。
メリットがあるから商社を通しているだけであって、可能であれば個人に直接販売しても良い訳です。
Itunes専売にする場合、AppleとJASRACっていう2つの商社を入れる意味は無いです。
TV局が映画の製作委員会に入っている場合、グループの利益を最大にするためJASRACを通さずに自社で管理しても良い訳です。
大ヒット確実な映画はJASRACを通さなくても売れ、インディーズ系はそもそもサントラなんて発売しても売れないからとJASRACを外す選択肢もある訳です。
たばこの増税の話と根本的に同じです。
サラリーマンの1日当たりのお小遣いって幾らなんですかね?
食費込みで、、、1000円?
そこに1020円のタバコを売ったって売れない訳です。
500円の商品を1000円にしたからと言って、利益が2倍になるとは限らない訳です。
いやいやでも、しかたなく今まで通り皆んなが買ってくれるとは限らない訳です。
むしろ禁煙グッズの方に500円取られて、客を失うリスクの方が高いです。
出せる金額の上限が決まっているのに、自分のところは特別だと思っていると足元すくわれますよ!