存在しますよね!
漫画の世界では特に、、、
現実世界でもそうですが、自画自賛する人間は大したことはないです。
自分にプライドを持つことは良いことですが、本当に実力がある人は自分から売り込む必要はないので、、、
自画自賛する人は、自分の評価と他人の評価がかけ離れている人と自分は解釈しています。
漫画での典型的なお約束として、引き立て役を出すというのがあります。
作中で主人公が、自分は天才だと言っているだけでは、読者が何が凄いのか評価する方法がありません。
そこで、引き立て役が登場です。
例えば同じ年の人を置いてその人に同じことをやらせて、主人公が特別であることを見せつけるのです。
主人公が凄いことを解説し続けるキャラいますよね!
それも引き立て役です。
最近ではその道のプロフェッショナル、敵役が凄いことを見せつけた上で、主人公をまだ未熟だが見所があるとか持ち上げる方法もあります。
ガンダムの世界では、、、
上に書いたお約束がそのまま当てはまります。
実践経験が豊富な、パイロットが乗ったザク2、、、
アムロが生き残る為に、マニュアル片手にガンダムを動かして
ザク2のマシンガンの直撃にも耐え、敵機を倒し、、、
ガンダムの基本性能の高さ、引き立て役のザク2のお陰で視聴者が理解できました。
ガンダムの圧倒的な性能を印象づけました。
シャア専用ザク2、カスタム機といってもザクはザクです。
視聴者からはザクは大して強くないと受け取られてもおかしくありません。
なのにガンダムが倒すことが出来ない、、、
シャア及びシャア専用ザク2の株上がりまくりです。
この構図は、ガンダム(アムロ)が特別なことを示して、その特別なものでも、倒せないザク2(シャア)という構図を作った事になります。
ガンダムはシャア専用ザク2の引き立て役という構図です。
セイント星矢も同じ構図ですね!
主人公がピンチになるたびに、誰かが助けに入る。
主人公、作中では格下の敵にしか勝てていないと言う構図、、、
主人公以外に人気が出るのは当然です。
主人公って誰だろう? 強いの? その人? って感じです。