誰もたどり着けず終了― 月面探査レース、資金調達に厳しい現実
何十年も前にNASAが月面着陸出来たからって、技術が進歩している(だろう)現在なら、簡単に実現できるのでは、と云う考え方って浅はかです。
出願された特許から追えば、、、
これも難しいですね! それだけで済むなら後発メーカーが引き抜きで技術者を集める必要なんて無いです。
外見、結果から仕様、仕組みを知るって不可能に近いです。
まあ、これが出来ると仮定しても完成品のコピーは出来ますが、コストダウンした簡易なシステムに置き換えられるかはまた別の話になります。
理由は元の製品では採用されていないから、失敗した痕跡を残していないから、、、
完全なコピーは作れるかも知れませんが、欲を出すと一から全て再検討と云うことになります。
採用されていない仕様は、採用されないだけの理由が有るのかも知れません。それを後から検証するって大変ですよ!
引き継ぎが出来ていない技術が、科学技術が進歩した今なら簡単に再現、発展させられるって考え方は傲慢です。
ヒントは存在する。
成功した人は存在する、、、唯それだけです。
そんな状況で自分なら成功するって、、、考えが甘すぎです。
私はIPhoneのアプリを開発していますが、プロテクトなんて要らないかなとさえ思っています。
解析したところで、ビジネス系のアプリ、、、売り切りのアプリのパラメータをいじくったところで機能が増えるわけではありません。
また、採用していない機能、採用されなかった機能を完成品のアプリから推測することは不可能です。
一部の機能を解析、コピーされたからと云ってその機能の持つ本当の意味まで理解出来るとは思えません。
また、素人に毛が生えたような人物が作成したプログラム、極限まで最適化されている訳ではありませんし、お約束の通じない独特な記述がされているところが多々有るはずです。
技術がないため、プロが数行で書ける処理を、基本的な関数を使いプログラムを記述とか、、、
素人が作った時点で、他人から見たら何の処理についての記述か分からない状態に初めからなっています。
それに加えごくごく簡単な難読化処理をしたら、、、
完全コピーするのは簡単でしょう!
真似をするのも簡単でしょう!
でも、それを機能的に超えられるかというと話は別です。
真似と云ったって、設計思想を理解出来ないのに機能を追加って、、、まず無理です。
変な話、寄せ集めの技術、公開された仕様だけで再構成したシステムなら不可能では無いでしょうが、、、
完全オリジナル仕様のアプリを真似るって、そのアプリの改良品を作るって不可能です。
月面探査レース賞金が33億円って償金額少なすぎです。
日本の企業が集めた金額が101億円で賞金が33億円って、、、
ここら辺のことから見ても、グーグルを含めて誰1人何も理解出来ていないんだと云うことが理解出来ます。
まあ、上の私の理屈で行けば、当時NASAが掛けた予算、準備期間を掛ければ月に行くことは出来ますよ!
勿論、物価上昇も見越した現在の貨幣価値に合わせた金額が必要です。
101億円で宇宙に行けるの?当時数十億の予算で月まで行けたの?
如何に非現実的なことか理解出来ると思います。
国が傾く位の金額を掛けないと、無理たと思いますよ!
寄せ集めの技術だけじゃ達成出来ないと思いますよ!
部品は全て手作りする位の気概がないと、、、
探査機だけで数十万点で済むかな、、、
生徒(アッガイその1)、「先生、通って見たいレッスンがあるんです!」
先生(アッガイその2)、「家に来てもらった方がよくない? 君、自転車すら乗れないし、、、」
「駅まで走って、電車って辛いよ?」
泳げるようになりたいんです。
自宅でレッスン受けられますか?